「一人旅のススメ〜金沢で出会った心の余白〜」
- luvava2221
- 7月21日
- 讀畢需時 1 分鐘
先週、ふと思い立って一人で金沢へ行ってきた。以前から興味があった街だが、なかなか機会がなく、今回ようやく念願が叶った。
金沢といえば兼六園。朝の静けさの中、ひとりで庭園を歩くと、まるで時間が止まったかのような感覚になった。苔むした石やゆるやかに流れる水の音に、心が洗われるようだった。
その後は近江町市場で海鮮丼を食べ、金箔ソフトクリームをデザートに。普段なら誰かと「おいしいね」と言い合うところだが、一人だと味に集中できる気がする。不思議と孤独ではなく、「自分との会話」が自然と始まる。
21世紀美術館では、モダンアートをゆっくり眺めた。誰かの視線を気にせず、自分のペースで回れるのも一人旅の魅力。特に「スイミング・プール」の展示には感動した。見る角度によって意味が変わるアートに、人生の多面性を感じた気がした。
一人旅というと寂しそう、と思われがちだが、実はとても贅沢な時間だ。誰にも合わせず、すべて自分の選択で進める自由。そんな中で、自分が本当に好きなもの、大切にしたい価値観が少しずつ見えてくる。
帰りの電車でふと、「また来よう」と思った。そして次は、もう少し心に余白を持って日々を過ごしたい、とも。
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